学生インタビュー(民間企業)
民間企業 2020年3月修了 |
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全国から集まってくる多種多様なバックグラウンドを持つ 同級生・先輩後輩と意見を交わす、 また仕事の情報を交換できる環境です。
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2017年2月に長年勤めた新聞社から学校給食調理会社に出向し、PFI事業で資金計画や事業計画の取りまとめを担当することになりました。 PFI担当者必読の書「PFIの法務と実務」(きんざい刊)を読んだ際に、本の帯に推薦者として根本祐二先生の名前を見つけ「PFIを教える大学院があるんだ」と感心を持ったことが、公民連携専攻へ入学することになったきっかけです。 在学中は、平日は仕事があるため、土曜日に開講する授業を中心に受講しました。 印象的な講義はVFM算定など「導入可能性調査」のシミュレーションが学べた金谷隆正先生の「PPPビジネスⅣ(PPPプランニング論)」です。南学先生の「シティ・マネジメントⅠ(日本の地方行財政制度)も、営業先である公務員の考え方を知る上で役立ちました。 入学してから、職場でPFIの資金計画について、自信をもって発言できるようになりました。また、本業の学校給食以外のPFI事例を多く学べたため、視野が広がりました。 修士論文は、「小中学生減少時代における学校給食センターのあり方とPPP/PFIの活用」につて研究を行い、人口減少の時代における学校給食センターの建設について考えました。 また、同級生や先輩後輩の人脈が営業の仕事に役立っています。「今度、某市で給食センターの建て替えがあるらしい」「給食調理業務のプロポーザルがある」などの情報交換はとても役立ちました。 なお、大学院で学んだ結果との因果関係は証明できませんが、今の会社は、当初は「ライターとして」採用されたのですが、大学院修了後に取締役に就任しました。 公民連携専攻はPPP/PFIについて体系的に学びたい方にはもちろんお勧めです。それだけでなく、全国から集まってくる多種多様なバックグラウンドを持つ同級生・先輩後輩と意見を交わす、また仕事の情報を交換できる環境です。入学前には想像もしていなかった体験ができました。 |