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<2016年04月01日>元民間企業(2016年4月入学)


元民間企業
2016年9月入学

地元に貢献したいという漠然とした
思いが具体的な提案へ

 私は長年、民間企業に勤め、全国各地に転勤を重ねる日々を過ごしてきました。事実上の単身赴任が18年ほど続いた頃、そろそろ退職して地元の福岡に落ち着きたいと思うようになりました。そして地元に貢献できるようなことに関わりたいと思ったものの、いざ考えてみると、どんなことをすれば地域の人々に喜んでもらえるのか、漠然としたイメージすら浮かびません。
街おこしなどのプロジェクトもありますが、何をすれば街おこしにつながるのかという具体案が思いつかず、実は私自身が意外と地元のことをわかっていないことに気づいたのです。行政に携わっていなかったので、政策的知識も持ち合わせていませんでした。その時、ある先輩から「一度しっかり学んでみたらどうか」と紹介してもらったのが、公民連携専攻です。「これだ」と直感的に思い、入学を決めました。

 学び始めて半年経ちますが、日々知識が蓄積されていくうちに、今まで見えていなかった地元の側面が見えるようになりました。福岡市は魅力的な街だという思いは今も変わりませんが、専門的に学ぶことによって、市債残高が他の政令市に比べ多いことや、福岡市にもまだ耕作放棄地が存在するといった課題に気づいたのです。公民連携専攻で学んでいるからこそ、このようにファクトベ ースで現実を把握できるようになました。実感値と理屈や理論が結びつけば、より正確な状況分析ができます。そうして理解が深まる時、「大学院で学んでいてよかった」と実感します。また、以前は「地元のために何かしたい」という思いだけで具体的な提案ができませんでしたが、今では視野も広がり、今後やってみたいことがどんどんリストアップされています。卒業までにどれほど増えるのだろうと楽しみですし、未来への道が何本も伸びているように感じています。