1. 東洋大学PPPポータル
  2. PPPポータルニュース
  3. 2021年度 PPPポータルニュース
  4. 公民連携専攻修了生藤木秀明さんが、国の地方創生人材支援制度に基づき、北海道喜茂別町に派遣されることになりました

公民連携専攻修了生藤木秀明さんが、国の地方創生人材支援制度に基づき、北海道喜茂別町に派遣されることになりました

このたび、国の地方創生人材支援制度令和4年度派遣者として、本学大学院経済学研究科公民連携専攻修了生の藤木秀明さんが、北海道喜茂別町にまちづくり支援アドバイザーとして派遣されることになりました。

この制度は、地方創生に積極的に取り組む市町村に対して、意欲と能力のある国家公務員、大学研究者、民間専門人材を市町村長の補佐役として派遣する制度で、2015年より実施されています。多くは、中央省庁に在籍する国家公務員や、デジタルなど特殊分野の民間人が派遣されますが、年間若干名の大学研究者も選ばれています。

藤木さんは、現在、民間シンクタンクに在籍しながら、公民連携専攻客員教授兼PPP研究センターリサーチ・パートナーとして、PPP/PFI、公共施設マネジメント、まちづくり、ファイナンスなどの分野での研究を続けています。

派遣先となる北海道喜茂別町(町長:内村俊二氏)は、ニセコ、ルスツ、キロロといったリゾート地域に隣接し、人の交流、物の流通の要としての立地を活かし、「ちょっときらめく」まちづくりを目指しており、まちづくりに役立つ幅広い知識と人脈を持つ人材を探していたことで、今回の派遣が決まりました。

2022年3月25日には、内村町長、藤木氏が安齋理事長、矢口学長を表敬訪問され、当地の事情について懇談いただきました。

藤木さんは本務の都合で派遣形態は非常勤となり、定期的に助言を行うことになります。公民連携専攻修了生で本制度に基づく派遣は今回で3件目となります。公民連携専攻としては、今回も全面的に支援するとともに、今後とも全国各地で地方創生に貢献できる人材の育成に努めてまいります。

(参考)内閣府地方創生推進室「地方創生人材支援制度令和4年度派遣について」 https://www.chisou.go.jp/sousei/about/jinzai-shien/pdf/r4_jinzaishien.pdf