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紫波町にて公民連携の可能性調査の懇談会を実施

紫波町にて公民連携の可能性調査の懇談会を実施

 2007年5月13日(日)、紫波町型公民連携の可能性調査の懇談会が行われました。
 この懇談会は、本年4月1日付けで締結された「公民連携の推進に関する学校法人東洋大学と紫波町との協定」により、岩手県紫波町の紫波中央駅前10.7haの経済開発の可能性を調査するための町民ヒアリングという位置付けで行われました。

 田渕教授と大学院生7名は、13日9時から役場幹部、10時からは商工会とまちづくり会社、11時過ぎから中心商店街の役員と懇談会を行い、昼食を挟み13時半からは紫波中央駅前住民、15時前には中心商店街の女性と若手、16時からは図書館検討委員の皆さんと延べ45名の町民から考えを聞きました。

 懇談会の会場は6回とも別会場、出発時と昼食時には町内視察と非常にタイトなスケジュールでした。

 ヒアリング内容は、田渕客員教授が言う「良いレモン(資源)から良いレモネード(市場)が生まれる」に基づき、紫波町のレモンは何か、紫波中央駅前にどのような施設が必要で、どのような開発を望むかを中心に聞き取りました。

 出席者からは、「人情味あふれる人」、「歴史ある街」、「フルーツの里」、「南部杜氏と地酒」といったレモンがだされ、役場庁舎、図書館、給食センターが中央駅前に必要かどうか、必要ではあるがその内容は、といったレモネードへの意見が出されました。
 翌日は、田渕客員教授と院生2名が花巻地域から盛岡、雫石まで現地視察を行ないました。

今回の訪問では「町民の中央駅前に対する思い」、「広域から見た中央駅前の立地条件」を確認しました。8月にまとめる基本報告書にはこれらを反映し、公共施設と民間施設のミクストユースを盛り込み、民間が投資できるような経済開発についてまとめたいと思います。

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