日時 2026年11月10日(火)1400~1500
方式 オンライン(参加登録者に前日にお知らせします)
演題 インフラ老朽化を可視化するための必要なデータと分析手法②
「公共施設の計画的保全がもたらす劣化抑制効果 ~墨田区のデータに基づく実証分析~」
講師 墨田区都市計画部参事 戸梶 大 氏
インフラ老朽化問題の解決に「予防保全」が重要な役割を果たすことは、2013年に政府が策定したインフラ長寿命化基本計画、2014年の総務省公共施設等総合管理計画策定指針以降、広く浸透しているところです。しかしながら、すでに障害が出ている劣化インフラがある中で、貴重な予算を割いて予防保全に必要な費用を投入してもなお効果があるのかという根源的な疑問には、十分に応えきれているとは言えません。このたび、東京都墨田区の戸梶参事は、墨田区における長期データを分析することで、その費用対効果を検証し、一定の条件の下ではありますが、予防保全の有効性を客観的に示すことに成功しました。省インフラは単純にインフラを減らせばよいというものではありません。精選して残すと決めたインフラはしっかりと残す必要があります。今回の研究は、「必要なインフラをどのように残すか」という大きな問題に対する初めての回答となります。
参考論文
戸梶大「公共施設の計画的保全がもたらす劣化抑制効果の実証分析─墨田区における制度導入前後の施設群集約指標比較─」
戸梶大「