日本政府は、2023年のPPP/PFI推進アクションプランにおいて「ウォーターPPP」の推進を打ち出し、今後10年間で上水道100件、下水道100件、工業用水25件という野心的な件数ターゲットを設定しました。これは、それまであまり普及が進んでこなかった上下水道分野でのPPPを力強く進めていくきっかけとなることが期待されています。しかし一方で、水道や下水度の事業体は、人口減少、使用水量の減少、人口密度の低下、施設の老朽化やそれに伴う事故の発生などさまざまな課題に直面しており、PPP導入以前の広域化や上下水道の一体運営など、経営の抜本的な見直しも迫られています。また、現在は自治体、民間企業双方での人手不足も取り沙汰され、今後の人材育成、産業維持も大きな課題です。
こういった数々の課題を抱える中で、官民はどのようにパートナーシップを結び、解決をしていくべきか。本フォーラムでは、水分野のPPPが進んでいる海外の事例などを元に、日本の今後の水分野のPPPのあり方を考えたいと思います。
日時 2025年10月14日(火曜日) 午後
場所 東洋大学白山キャンパス 2号館16階スカイホール
対面+オンライン中継のハイブリッド
テーマ 「水分野におけるPPP PPPs in Water sector」
主催 東洋大学
後援 内閣府、総務省、国土交通省(予定)
特別後援 民間企業
【プログラム(予定)】
1300 開場
1330 開演
1330 開会あいさつ 矢口悦子 東洋大学学長
1340 基調講演① 「水経営の広域化の取り組みと課題」
ディオゴ ファリア デ オリベイラ氏
Defining the Future Options, Executive Director
1410 基調講演② 「水分野のPPP~フランスの経験から」
ドミニク ガーテル氏
Veolia VP Public affairs for Water(オンライン参加)
1440 講演 「秋田県での水分野の各種取り組み事例」
高橋知道氏
秋田県建設部下水道マネジメント推進課 流域設備チーム
シニアエキスパート
1510 休憩
1520 パネルディスカッション
「日本においてウォーターPPPを展開していくための方策」
進行 難波悠 東洋大学教授
パネリスト 講演者
岩川勝氏 国土交通省水管理・国土保全局 上下水道企画課長
1650 クロージングリマークス
中村郁博 東洋大学教授
1700 終了
1715 レセプション(立食)
*上記のスケジュール、コンテンツは急に変更する場合があります。
形態 会場でのリアル聴講
リモート聴講(ウェビナー)
参加費 無料
申し込み 以下のフォームより申し込みください。
https://forms.gle/
問合せ先 東洋大学PPP研究センター
メール:mlpppre@toyo.jp
電話 :03-3945-7448